1月6日~13日、ペルシャ絨毯の買い付けにイランに行ってきました。首都テヘランへは、ドバイを経由してトータル約17時間で到着します。中東でもイランはペルシャ語です。他のアラビア語圏の人たちとは言葉は通じません。日本と同じように四季があり、冬は氷点下になることもしばしばです。
今回で13回目のイラン買い付け。今回はどんな出会いがあるのでしょうか。いつものように、絨毯を2秒に1枚くらいのペースでめくってもらいます。写真のように最初はきれいに積み上げられていますが、それをどんどん下に落としていって見ていきます。あれもこれもとある時はいいのですが、一山にほとんどない時も。そんな時はきれいな山を崩して見せてもらうのが気の毒になったりもしますが、そこはグッとこらえて見続けます。この写真はオールドの民族物専門のところです。目に留まるものがあったら横にはねて行って最終日に裏も表も細かく見て最終決断をします。
そうして一つ一つを細かくチェックし、最終的に選んだものは全部で97枚。
これまでの買い付けで一番の数でした。
どれもレアなものばかり。しかしレアなものがすべていいわけではありません。
そういったものは意外と派手だったりします。
我々がおすすめする、シックで飽きが来ずに長い間で楽しめるものにはそぐわないものも多くあります。
インテリアの中に入ってもさりげなく良さがあり、主張しすぎないものを厳選しております。
そんな厳選した中の厳選した3枚を載せておきます。
今回の商品は2月10日からの天神店の絨毯展でご覧いただけます。